日本語で何かを命名するときに大事な3つのこと

 

こんにちほ、たかすみです。

 

突然ですがみなさん、名付けをする機会ってあるでしょうか。

 

赤ちゃんだったり、創作のキャラクターだったり、そもそも人ではなくプロジェクトや商品名など、なんでも。

 

今回は、日本語で名付けをするときに僕が重要視している3要素について、備忘録として明文化して残そうと思います。

 

ずばり言うと以下の3要素です。

 

  1. 文字の意味
  2. 音感
  3. 字面

 

広い意味で言ってしまえば全部"文字の意味"に帰結するとは思うのですが、ここで言う"文字の意味"は一般的辞書的に文字に具体的に込められている意味を指します。まぁあまり深く考えず聞いてください。

 

1. 文字の意味

これはほんとそのままで、例えば「優子」という女の子がいたとします。この名前に込められた意味は「優しい子」ですね、たぶん。このように、文字が宿している意味を指します。ひらがなで「ゆうこ」だとどういう意味があるのかはよくわからないですね。「あかり」とかだと、"明るい子"でしょうか、それとも"灯り"のように輝いてほしい意味があるのでしょうか。どちらともとれますね。他にもあるかな。

 

2. 音感

キラキラネームと言われやすい名前は、漢字に対して本来存在しない読み方を当てることと思われがちですが(たぶん)、この"音感"が分かれ目なことが多いと思います(ちなみに、本来しない読み方を名前の音に当てることを"名乗り"というらしい)。音というのは目に見えないくせに結構文化が宿ってます。日本っぽい音感、アメリカっぽい音感、フランスっぽい音感。こういうときよく例に出すんですが、「頼朝(よりとも)」って名前、名前以外では頼や朝を「より」や「とも」って読まないですよね。でも日本語らしい音感になってる。みんな日本由来の名前だと認識している。音感大事そう、ってな感じ。

 

3. 字面

これは文字の見た目です。女の子の名前がたまにひらがななのありますよね。なんとなく、柔らかい感じを出したいのかなって思いますね。このように文字の見た目で人が受ける印象ってあると思うんですね。文字の意味と似てるような気もしますが、あっちはもっと具体的な意味で、こっちは記号としての抽象的な意味。ひらがなだと可愛い感じがして、漢字だと少しキリッとしてるような。

 

以上です。

何か命名する際はご参考程度に思い出していただければ幸いでございます。

 

ちなみに僕が可愛いと思ってる女の子の名前は、名字が漢字2文字(音は4文字)、名前が平仮名3文字で、それに加えて名前の3文字が「優子」のように意味が 2:1ではなく「あかり」のように3文字で1つの言葉となっているものです。うまく伝わっただろうか。「まどか」とか「ほむら」とか、こんな名前が好きです。

 

じゃ。