健全な電子書籍
えっちな内容じゃないよ。
社会人になってから漫画買いすぎてとうとう本棚に入らなくなってきたのね。それでもう潮時かと思って電子書籍に手を出してみたってワケよ。
まずはAmazonのKindle。ベスト・オブ最悪。
何がひどいって本の管理が全然出来ない。漫画だけで揃えたりとか1巻だけ表示するとか少しも見やすくする工夫が出来ない上に検索すると4, 5年前から同じ評判が見受けられる。
間違ってもKindleで漫画を買ってはならない。冊数が増えてきたときに死ぬほど後悔する。(漫画がつまらなくはならないのでギリギリ致命傷で済む）
見た目ダントツで良かったのがebookjapan。
じゃあUIが良い電子書籍を扱っているサイトを探したところ、ダントツで良かったのがebookjapan。
本のこの、タイトルの、この、部分…？で本棚として見ることができる。他の電子書籍には無い見た目である。
そんなに自由に場所を入れ替えたりは出来ないが並べ替えもそこそこ豊富で良い。シリーズの1巻だけを表示させる方式もある。
yahoo運営なので仕方ないけどpaypayしか使えないのがゴミである。普段LINE Payしか使わない僕にとっては本当に困る。どうせならPAIPAI揉みたい。
そして本題はこれからである
こういう電子書籍、安易に手を出せない理由がある。一番の理由として挙げられるのが、どれか一つに手を出すと他のサイト利用がしづらくなる。
Kindleで買ってしまった漫画をebookjapanで読むことはできない。読むことができないならまだしも、自分がどの漫画をどこのサイトで買ったのか、冊数が多いとわからなくなってしまう。
もう一つあまり気にする必要のなさそうな理由として作者が犯罪を犯すと読めなくなる可能性がある。
コカイン瀧のピエール事件でも、amazon musicで購入した曲が配信停止になってしまう事件が起きた。インターネットを通して享受するコンテンツはモノではなく、コンテンツを享受する権利を購入しているに過ぎない。
CDや本だったら購入すれば作者がどれほど非人道的な行為をしていたとしてもモノ自体がなくなることはない。
それでも音楽が許されるのは、一曲250円くらいで買えるお手軽さ、基本的に購入すればダウンロードが出来てPCで一括管理ができる汎用性の高さがあるからだろう。
電子書籍は、紙の本に髪の毛が抜けた程度の値引きしかしておらずしかも購入したサイト、会社が提供するアプリでしか読んだり管理することができない。
これこそまさに健全とは言えない有害図書ではなかろうか。早く独占禁止法に引っかかれ。
電子書籍は一刻も早くダウンロードできるようにするかダウンロードをさせないのであれば値段を下げるかはたまたその他社会全体が幸せになる未来を提示するべきである。
漫画村運営者も草葉の陰からほくそ笑んでいるぞ。
